2025年04月18日
利用者様とのお約束
『これで美味し~い~お焼きをつくっとくれ~』
と、とてもいい小麦粉を利用者様から頂きました

お焼きといえば、皆様畑仕事の合間におやつとして慣れ親しんだ食べ物で、『懐かしいね~お焼きが食べたいよ』と話される方がとても多いです

ねぎを入れたり味噌を入れたり砂糖を入れたり余り物のご飯を入れたりとレシピはご家庭でそれぞれですが、郷愁を誘う想い出話としてもよくお聞きします

作るとお約束はしたものの、忙しくて遅れに遅れていたところ
『いつ作るんだい~待ってるんだよ~』
と催促されるたびに、かつての思い出が思い起こされます
『食べ物の恨みは恐ろしいからの~』
とかつて別の利用者様からお叱りを頂いた時に言われた言葉ですが、世界でも食にこだわる日本人、なかでも群馬県人は美味しいものを食べるのに努力をいとわない性分があると感じております

それもあってか必ず約束通り作らねば
と心に決めていた職員さんでしたが、作り終えて『美味しかったよ~』との言葉に安堵していたら、その方から『ラブレターだよ~』とお手紙を頂いたようです。
『お礼のお手紙もらっちゃった☆』とわくわくして開封すると、中身に『美味しいお焼きの作り方』と詳細なレシピが書かれていて大爆笑
『はい!まだまだ修行が足りないという愛あるお言葉を頂きました!次こそもっと美味しいお焼きを作りますね!』と新たな約束が出来てしまったようです

それと、利用者様との約束でいえばもう一つ。
『お彼岸だけど、今年はお萩作らないんかい?手作りの美味しいお萩が食べたいんだよ』
その約束をした利用者様は残念ながらすでにお亡くなりになってしまったのですが、職員さんの中では約束がまだ生きているようです。

『はい!今年もお彼岸なのでお萩を作りますよ~!』
と皆様の手を借りてお萩を手作りします

『買ってきたんじゃなくて手作りだからいいんだよ~』
とその方はよく言っていました。今の利用者様の年代はお節でもおやつでも子どものお弁当でも来客者の酒のおつまみも・・・なんでも苦労して手作りしてこられた世代です。
『かあちゃん、友達つれてきた。なんか作ってやってくれ』
と野球部の仲間を10人ばかり息子さんが急に連れてきて・・・
『かあちゃん、なんでもいいんだよ。お切込みでいいや。それと~てんぷらと煮物とサラダがあればいいよ』
とむげなく言われても
『作ってやらなしょうがないじゃない』
と翌朝の弁当含めて、あるものでこしらえたと聞いたことがあります。

『よく人が寄る家だったからね。大変だったよ。でも息子の嫁さんにはそんなことはさせなかったよ。出前でもなんでも買ってきてすましちゃったほうが楽だからね。嫁さんも仕事してるからそんな苦労はさせらんないじゃない』
と懐かしそうに話されているのを聞くと、手作りに込められたお気持ちの大きさを感じます。
そんな利用者様方に『今度はいつ作るの~?』とご期待をかけて頂くのは誉れなことだと思います
今後もご期待に応えていけたらと願うばかりです
と、とてもいい小麦粉を利用者様から頂きました

お焼きといえば、皆様畑仕事の合間におやつとして慣れ親しんだ食べ物で、『懐かしいね~お焼きが食べたいよ』と話される方がとても多いです

ねぎを入れたり味噌を入れたり砂糖を入れたり余り物のご飯を入れたりとレシピはご家庭でそれぞれですが、郷愁を誘う想い出話としてもよくお聞きします

作るとお約束はしたものの、忙しくて遅れに遅れていたところ
『いつ作るんだい~待ってるんだよ~』
と催促されるたびに、かつての思い出が思い起こされます

『食べ物の恨みは恐ろしいからの~』
とかつて別の利用者様からお叱りを頂いた時に言われた言葉ですが、世界でも食にこだわる日本人、なかでも群馬県人は美味しいものを食べるのに努力をいとわない性分があると感じております

それもあってか必ず約束通り作らねば

『お礼のお手紙もらっちゃった☆』とわくわくして開封すると、中身に『美味しいお焼きの作り方』と詳細なレシピが書かれていて大爆笑

『はい!まだまだ修行が足りないという愛あるお言葉を頂きました!次こそもっと美味しいお焼きを作りますね!』と新たな約束が出来てしまったようです

それと、利用者様との約束でいえばもう一つ。
『お彼岸だけど、今年はお萩作らないんかい?手作りの美味しいお萩が食べたいんだよ』
その約束をした利用者様は残念ながらすでにお亡くなりになってしまったのですが、職員さんの中では約束がまだ生きているようです。
『はい!今年もお彼岸なのでお萩を作りますよ~!』
と皆様の手を借りてお萩を手作りします

『買ってきたんじゃなくて手作りだからいいんだよ~』
とその方はよく言っていました。今の利用者様の年代はお節でもおやつでも子どものお弁当でも来客者の酒のおつまみも・・・なんでも苦労して手作りしてこられた世代です。
『かあちゃん、友達つれてきた。なんか作ってやってくれ』
と野球部の仲間を10人ばかり息子さんが急に連れてきて・・・
『かあちゃん、なんでもいいんだよ。お切込みでいいや。それと~てんぷらと煮物とサラダがあればいいよ』
とむげなく言われても
『作ってやらなしょうがないじゃない』
と翌朝の弁当含めて、あるものでこしらえたと聞いたことがあります。
『よく人が寄る家だったからね。大変だったよ。でも息子の嫁さんにはそんなことはさせなかったよ。出前でもなんでも買ってきてすましちゃったほうが楽だからね。嫁さんも仕事してるからそんな苦労はさせらんないじゃない』
と懐かしそうに話されているのを聞くと、手作りに込められたお気持ちの大きさを感じます。
そんな利用者様方に『今度はいつ作るの~?』とご期待をかけて頂くのは誉れなことだと思います

今後もご期待に応えていけたらと願うばかりです
