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介護付きの有料老人ホームのブログです。
日々の生活をつれづれに綴っていこうと思いますので、
気長にお付き合い下さい。
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 › 介護付き有料老人ホーム 松華

2025年03月26日

4月までもう少し

今日の安中市は最高気温24℃hare02とのことで、来週から4月に入り一気に桜も開花かな?と思いきや天気予報では来週は一気に10℃以上気温が下がりそうな気配が・・・face07



気温の差に身体がついてけませんが、そんな時は滋養をつける為に消化によいおじやを食べて頂こうと職員さんが臨時で昼食に作ってくれました。



『お米も高いですからね~大事につかわないと・・・』そうなんです。備蓄米放出後もさらに値上がる米に悲鳴をあげていますase02



我が家でも食事に麺類を食べる回数が増えています。ご飯を食べるときも残さず大事に食べる気持ちが強くなりましたねflower



おじやにはシイタケやシメジなどのお出汁の出るキノコをたくさん入れていきます。キノコは価格の優等生でもあるようです。流通量が一定しているので値上がりの影響を受けにくいのだとかface08かさ増しにもなってイイ事づくしです。



けっして節約レシピとしておじやにしたわけではなく、カニ缶や卵も入れて仕上げていきますicon14エンゲル係数がいくら上がろうとも、食事は心の健康のバロメーターに直結するのでケチケチしてはいけない部分だと思いますkobushi01



彩りにネギをちらして完成ですkirakira01



介護施設では常にお粥を召し上がる方が多いですが、この日は気分を変えて美味しく召し上がれたらと思います。



場面は変わり、フロアの片隅に竹が置かれていたのを以前から気になっていましたが、ある時職員さんがドリルで作業をし始めました。



よく見ると竹に幾何学模様の丸が描かれた紙が貼りつけてありました。



『そうですそうです、ここを持って・・・はい、スイッチを入れて下さい~』と興味本位で集まってきた利用者様もドリルを持って穴開け体験をされていました。大きさに応じて細かくドリルを交換しながら『いったい何を作ってるんだい~?』と皆様不思議に思われていたようでしたhare02



『正解はこれですkirakira01』とライトに差し込むと・・・



なんと竹のランタンでしたicon14
不思議な木漏れ日のような明りをじっとみていると癒される気分になってきますよね。



玄関にはミモザが買ってきてありました。後日利用者様と鉢植えしたそうです。『黄色い花が咲くのでリースを作りたいなと思って』とのことでしたface08
暖かくなると身体が動かしやすくなってきて創作意欲がわくのか、皆さんだんだんと活動的になってきますよねface01
以前に植えたチューリップの球根も芽をどんどん伸ばしてきています。そのうち花盛りになるのが楽しみですflower  


Posted by 松華 at 12:05Comments(0)グルメほのぼの

2025年03月17日

桃の節句の意味合いとは?

今更ながら3月3日のひな祭りの模様をUP致しますase02
暖かくなり行事が目白押しで更新が追いついていませんでしたface07



もちろん、例年通りひな壇も飾ってありますkirakira01
丁度100歳を迎えられた利用者様もいらしたので華を沿えてくれましたflower



今年のひな祭りは華やかな稲荷ずしとパフェをお出しすると事前の告知が貼られていたので、皆様楽しみにされていたご様子ですicon14



そもそもひな祭りは生まれてきた女の子の幸せと健康を強く願う親心を象徴したような催しと認識しております。



語源は平安時代の「ひいな遊び」からきているようですが、さらに古くには中国の漢の時代に伝わった上巳の節句が起源となっているようです。当時の逸話からひな人形には女の子の厄を引き受けて遠ざける役割があり、その為に出しっぱなしにせず早く片付けるのだそうですface08



利用者の皆様も、その親御様の代からひな人形を飾ってもらい、そしてお孫様がいる歳まで無事に成長され、その過程で自分の娘の無事を願い同じように飾り・・・
と長年にわたり連綿と厄を引き受け続ける雛人形・・・

そこに秘められ続けた親御様の気持ちを考えると、とても厳かで尊さを感じずにはいられません。
自分も娘がいる身なので雛人形をみて改めて幸せと健康を願う気持ちが強くなりました。



そんな健康と幸せへの願いを皆さんで、せっせとお稲荷様に詰めていきます。
こうして、ひな祭りの由来を振り返ってみると、あふれんばかりに具材を詰め込みたくなってしまいますよねicon14



さらに豪華に錦糸卵にエビにイクラにマグロに・・・と女の子の好きなもの重ねていきますhare03



さらにさらに厨房ではイチゴパフェの製作がすすんでいましたkirakira01



イチゴのムースに雛あられとイチゴがトッピングされていましたkirakira01



こうして女性の利用者様とお孫さんほどの年齢の女性職員さんが共同でひな祭りの準備を進めているのを見るのも感慨深いですhare02
女の子の為のお祭りという感じがしますね!



お皿も春や和を感じられるデザインで見た目にも楽しい仕上がりですねhare02



松茸のお吸い物やパフェとともに頂きました。
もちろん男性の利用者様も一緒に頂き、健康と幸せを願ってもらいました~



女の子のお祭りとはいえ、女性にはいつまでも乙女の心が住んでいることが皆様の笑顔から伝わってきました~face02



そして桃の節句というように、外では桃の花が咲き始めましたねflower



毎年ひな祭りを行うと、暖かな春の日差しを思い出し、ウキウキと気分が高揚してくるようですねicon14

昨日はみぞれ混じりの雪が降ったり今日も空っ風が強かったり黄砂や花粉で体調崩したりと、季節の変わり目は大変なことも多いですが、それを乗り越えた先に楽しみが待っていそうですhare03  


Posted by 松華 at 12:28Comments(0)グルメほのぼのイベント

2025年03月09日

お花にまつわるアレコレ

お花を頂きましたflower
大きなオレンジの薔薇やユリや金魚草が立派な花瓶に飾られていましたkirakira01



これは百歳を迎えられた利用者様が『皆の見えるところに飾ってほしい』と花瓶と一緒に寄付をして下さいましたhare03



食卓にこれほどの花が飾られたので、皆様集まってきて『すごいね~私もご利益にあやかりたいわ~』と話されていました。



ちょうど、その方の百歳にお祝いの際には職員さんが活花を記念にいけてくれてもいましたface01



その時の花の茎に新芽がいくつも出ているのが珍しくて目をひきましたface08

『これはですね~突然変異なんですよ~』

と職員さんが教えてくれました。調べてみたら枝変わりとか芽状変異とかいうらしいですね。



よく見たら先端は枯れて渦をまく形状をしていました。そんな茎の途中から新芽が次々と出ているのが不思議で面白いですね!



よく植物は『さし木』といって枝や葉を地面にさしているとそこから根を張って成長したりするが前から不思議と思っていました。

人間も歳を重ねても新しい土からでも、新しい芽や根をはやして新たに成長をしていけるということを暗に示しているような百歳の記念花といえそうですhare02



なので、既に大輪の花を咲かせている苗木を買うのもいいですが、球根を買ってきてどんな花が咲くのか過程を楽しみに見守るのもいいですよねflower



ちなみにいつぞや植えたチューリップはまだ芽を伸ばしていません。
もうすぐ暖かくなるので、花が咲くのを今か今かと待ちわびていますicon14



もちろん、定番の葉牡丹はその待っている間の時間を綺麗に彩って
くれています。



ある時、気分の落ち着かない利用者様を職員さんが気分転換に外に連れ出してくれましたhare01
そうしたら足元にどこかで見た記憶のある花が・・・



『福寿草』でしたface01



このブログの2023年3月の記事でもふれていましたが、職員さんが鉢で持ってきてくれた福寿草をここに植えてくれていたんですかね?その職員さんは残念ながら今は在籍していませんが、『福を招く』といわれるこの草を持ってきて根付かせてくれていたと思うと、とても感慨深い気持ちになりましたkirakira01



フロアでは毎日熱心に折り紙を折られている利用者様方がいるのですが、一足早くチューリップが飾られていました。そこに小さくてんとう虫と四葉のクローバーが添えられ、小さな文字で日付と『合作』と書かれていて、ほっこりしてしまいましたkirakira01



春らしさの訪れを楽しみにしていたら、先日思いがけず雪に見舞われて出端がくじかれた感じでしたがじわじわとお花を観賞する機会が増えていますicon14

お花を通して伝わる気持ちや物語があって、それを受け取る側もいろいろ想像する楽しみがありますね。華やかさの影にある静かな自己主張もひろっていける心の余裕を忘れずにいけたらと思っております。  


Posted by 松華 at 14:34Comments(0)つれづれ

2025年03月03日

バレンタインイルミネーション♪

バレンタインの3日間、妙義山の道の駅周辺で開催されている『天空のイルミネーション』に行ってきましたkirakira01



数年前から始まって、年々規模を拡大し今ではビッグ観光イベントとなっているようですicon14



点灯式ではネオンを飾ったデコトラならぬアートトラックが駆け付けたりキッチンカーが出展したりコンサートを行ったりもしたそうですface08



実は昨年秋、恒例の紅葉狩りを行っている最中に松華ではコロナのクラスターが起きてしまいまい、半数ほどの方が紅葉狩りに行けず終いで大変申し訳なく思っていました・・・



このイルミネーションも12月から行っていたのは知っていたのですが、クラスター後も多くの方はコロナの後遺症や隔離生活の余波が大きく体調を崩した方がたくさんいて、ホームとしても、とても外出行事が出来るような状態ではありませんでしたmizu



『なんとか埋め合わせをしないと・・・』とずっと思っていたので、今回紅葉狩りに行けなかった方々をなんとかお連れすることができたのでホッとしましたicon12



2月の点灯日は3日間しかなかったので、なかなかタイトなスケジュールで、しかも夕飯を食べた後に暗い中を出発するので夜間の外出は緊張感がありますねase02
おまけに時期的にスゴイ寒さで完全防備で臨みましたkobushi01



ですが、お連れしたらそんな苦労も吹っ飛ぶほどの感動と喜びがありましたmark01
暗いので皆さんの表情が見えにくくてもはっきりわかるくらい『うわーすごいね~』という驚きの表情と歓声をあげていましたface02



施設の古いデジカメでは綺麗な写真が撮れず、この風景の感動が再現できず残念です・・・
今の携帯電話のほうがはるかに綺麗な夜景写真が撮れることにもビックリでしたface08



私達は各地のイルミネーションを見慣れている部分もありますが、利用者様は年代的に『初めて見たよ』という方も多かったのも大きいと思います。
なるほど『天空』と名がつくだけにイルミネーションのみならず星空や山下に広がる夜景もとても綺麗でしたkirakira01



夕食後だったので、温かいお茶をポットに入れて少しチョコレートをつまむぐらいしかご用意できませんでしたが、それでも十分に楽しんで頂けたようで良かったですkirakira01



ハートのイルミネーションの上にはリボン付きの鐘が飾られていて、絶好のフォトスポットになっていました。
『こういうところはね、アベックが来るんだよ』との言葉に『アベック(笑)mark03』と昭和二桁生まれの職員さんが何とか知っている単語でバレンタインを締めくくりましたhare03  


Posted by 松華 at 13:07Comments(0)ほのぼのイベント

2025年02月24日

そもそも何の日でしたっけ?

先日2月14日のバレンタインデーでは松華でも何やら手作りしてくれる雰囲気がface08

そもそもバレンタインデーとは何のお祝いか全く知らなかったので調べてみたら、なんと古代ローマ時代まで歴史をさかのぼることになってしまいましたase02



当時戦争で結婚を禁止された男女をヴァレンティヌス司祭が内緒で結婚式をあげ、怒ったローマ皇帝に処刑された日が2月14日だったのだとかface08



なんと調べてみたら祝日ではなくてヴァレンティヌスさんの命日だったんですねase02
そんなスイーツな話ではなくビターでヘビーな話でビックリしてしまいました・・・



それが1800年近くを経て『女性が男性にチョコを渡して愛を告白する日』として記念日になるなんて・・・命をとして皇帝に背いたヴァレンティヌス司祭の心境を聞いてみたいところです



それぐらい愛を伝えるのは人類にとって重大であるという証ですねkobushi01
こういう日があるからこそ勇気を振り絞って行動に移せるというものですicon14



松華でも溢れんばかりの愛を小麦粉に乗せて熱を加えてみたらフワフワに膨らんできてしまいましたhare02



そんな愛を食べやすく1口サイズに切り分けていきます。
大きすぎる愛は食べにくいので、お手軽サイズにしていくのも愛情ですねhare03



やはり大活躍するは女性陣ですkirakira01
写真をとっていて時期的にも三人官女を思わせる光景でしたflower



フワフワアツアツな愛情パンケーキが完成しましたicon14
甘いだけじゃなく酸っぱさもあるイチゴに苦みもあるチョコレートがトッピングされ『甘いだけが愛じゃない』と伝えてくれているかのようですflower



まずは男性陣が豪快に食べてくれる姿を見て一安心face01



そして女性陣もにっこり微笑んでくれているのも見て二安心face02



もはやバレンタインで愛を伝えるのは男女に限った話ではないのでしょうhare02



と思ったら男性スタッフさんが職員さん皆にバレンタインプリンを手作りして配ってくれていましたhare02
まさに『男女愛』だけでない『人間愛』という考えで、いろんな形で気持ちを伝える日なんだなぁと実感しましたface08

このプリン、しっかり固めで甘めな透明カラメルソースがかかっており、控えめなアクセントが2つ真ん中に飾られていましたkirakira01
手作りは作った人達の人柄が良く感じ取れるので、より気持ちが伝わってきますよね!

来月のホワイトデーには男性陣も気合を入れざるをえない感じですicon09  


Posted by 松華 at 11:40Comments(0)グルメほのぼの

2025年02月14日

大好評!フィリピンスイーツ第3弾! BiloBilo!!

すっかりお馴染みになったフィリピン人スタッフさんによるフィリピンスイーツ交流会kobushi01



今回のメニューはビロビロですhare03
ビロビロとはタガログ語で『白玉団子』の意味らしく、いわばフィリピン版お汁粉のようなイメージでしょうか?



ただし餡子で煮るのではなくココナッツミルクで煮て作ります。なのでギナタアン・ビロビロ(ココナッツミルク煮白玉お汁粉)が正式名称のようです。



こちらの真珠のような着色前のイクラのような食材は何でしょうか?
なんとタピオカですface08
一時期日本でもブームになりましたが、前日から水に浸して戻していましたが、こんなに透き通るように綺麗なものだったんですね!



そして皆さん大好きなサツマイモですicon14



まずは下ごしらえを皆さんで手分けして行っていきますface01
サツマイモの皮をむいて細かく切り・・・



白玉粉をこねて団子を作っていきます。



本当はウベ(紫芋)も入るようですが、今回はなんと白玉粉を赤と青の食紅?を使ってウベ色にしていましたkirakira01



さらに冷凍していたフィリピンバナナを細かくしていき・・・



一気に鍋に投入してココナツミルクでぐつぐつ煮ていきますicon14



途中で『ココナツミルク足りないよase02
『カタクリコある?どうやってトロミつけるase02
なんてハプニングもありましたが、素早くほかの職員さんが食材を買ってくる連係プレーで無事に鍋にトロミがついていきましたface01

写真では一見シチューのように見えますが、一つの鍋はウベ色になっていてインパクト絶大ですicon12



フロア一面にサツマイモとバナナとココナツの煮えるあま~い匂いが広がり南国っぽいゆるやかな雰囲気になってきましたface08



ここで利用者様にはお楽しみの味見タイムで、ちょっぴりずつ味見して頂き、期待感を高めてもらいますicon14

『どうですか~?美味しい?でも、まだまだ甘さが足りないよね!』
とばかりに追加の三温糖がドバドバ入り、さらに甘い香りがface08

よく『このケーキ甘さひかえめで美味しい』なんてセリフを聞きますが、『せっかくスイーツを食べるのに、甘さが控えめなら美味しくないじゃない!』という心意気が伝わってきますicon14



匂いにつられて厨房職員さんまで『どんなの?どんなの?』と見に来ていました。まさに食は文化交流促進コンテンツですねkobushi01



実際の気になるお味ですが・・・
ものすごく素朴で優しい甘さでしたkirakira01
まったく癖はなくバナナやサツマイモのマイルドでほっこりした味がしみじみと染みわたる美味しさでしたhare02



ウベ色の見た目やタピオカやココナツに利用者様の反応はどうかな?と気になっていましたが、想像以上に大好評でお代わりをされる方が続出でしたkirakira01
皆さんがどんどん食べて鍋の中身がみるみる減っていくのは、作ってくれたスタッフさんには何よりの喜びだと思いますkirakira01

はやくも次の第4弾に期待がよせられ、次は何を作ってくれるのか皆さん楽しみにされているようですface01  


Posted by 松華 at 15:36Comments(0)グルメイベント

2025年02月06日

今年の節分は2月2日でした

例年節分は2月3日と思っていたので今年は2日と聞いて慌てましたが、職員さんはしっかり2日に準備をしてくれていたので無事にまくことができましたhare02



鬼に豆を投げるのは、鬼は人間の煩悩を象徴しているからだそうですface08



そうすると私達の中にもいろんな鬼が潜んでいそうですねase02
たくさん豆を投げつけてもらう必要がありそうですmizu



『豆をまきますよ~!』『厄落とししますよ~!』の大きな掛け声に皆様、ホールに集まってこられますicon14



升に入った福豆を手に準備は万端ですkobushi01



今年は蛇年なので、年男年女の方に最初にまいてもらいました。その年の干支の方にまいてもらうと縁起がよく強く邪気を払ってくれるそうですhare01



我が家ではいつも『掃除が大変だから袋に入った豆菓子を投げればいいよね・・・』と略式豆まきですが、松華でそれでは盛り上がりません!



後の掃除のことなど気にせずに思い切りよくたくさん思う存分に投げて頂きますkobushi01



お腹の底から『鬼は~そとmark01』『福は~うちmark02』と大きな声を出して豆をまくのは気分爽快ですねface02
本当に煩悩が打ち払われた気にさせてくれますkirakira01



そもそも節分は立春の前の日に行う行事です。
ということはもう春は始まっているんですね~
まだまだ外は寒風が吹き荒れて雪が心配な時期ではありますが、気分的には徐々に沸き立つものを感じますface01
花粉症に負けずに春らしさの訪れを待ちたいところですkirakira01  


Posted by 松華 at 12:52Comments(0)ほのぼのイベント

2025年01月24日

まゆ玉飾りとお汁粉作り♪

養蚕の盛んな群馬では、『たくさん繭がとれますように』とまゆ玉飾りをされていた方も多いかと思います。



もちろん松華でもお蚕をされていた方が多く、『昔はね、お蚕様なんていってね、自分達がひもじくてもお蚕様のご飯(桑の葉)だけはかかさず1日に5回もあげたんだよ』『食べてる時の音がすごくってね~お蚕は可愛いよお~』と皆さん、お蚕様の話題になると能弁ですicon14



寒風吹きすさぶ中、庭に出て枝ぶりのいい小枝を鋸で切る作業を男性利用者様が手伝ってくれますkobushi01



やはり伝統行事は慣れた年配の方々にお任せしたほうがスムーズに物事が進みます。



上新粉をコネて皆さんで丸めていき・・・



ゆであがると、繭に見立てた繭玉がたくさん出来ましたkirakira01



今回は3色の繭玉をご用意し、形も完全な球型ではなく、本物の繭のようにほんのり面長ですkirakira01



完成した繭玉を先ほどの枝の先に刺していきます。



五穀豊穣や無病息災を願う縁起物なので、なるべくたくさんの方に刺して頂きましたhare01



最近はお米も野菜も値上がりがすごくて、リアルな気持ちで五穀豊穣を祈ってしまいましたase01



作物が十分に収穫できて心配せずに食べられるってありがたいことだとしみじみ思いますflower



食料の輸入のない時代は天候次第で自分達の食べられる量が大きく変わってしまうので、本当に死活問題でしたでしょうね。

改めて日々の食事を残さず美味しく頂きたいと思ってしまいましたkobushi01



あまった繭玉はお汁粉にして食べましたface01



餡子の優しい甘さは想い出深く心の落ち着く味だといつも思います。私も歳を経るごとにアンコ好きな気持ちを募らせるようになってしまいましたhare02



2025年も安心してご飯を美味しく味わえる年にしていけるように邁進してまいりますface01  


Posted by 松華 at 13:27Comments(0)グルメイベント

2025年01月10日

年が明けまして・・・

早いもので今日で既に10日を迎え、「まだ10日?」と思うほど2025年も密度の濃い年になりそうな滑り出しですase02



それでも三が日は利用者の皆様も穏やかな年の始まりを過ごされたのはないかと感じていますhare02



駅伝を皆さんで応援したり歌番組を見たりお汁粉を食べたりしてゆっくりとした時間を過ごされていましたface01



『なにか正月らしい遊びもしたいね!』の声に独楽回しやけん玉や福笑いやカルタ、お習字などをご用意して皆さんに選んで頂きましたhare03



思えば正月遊びって一人で楽しむというより皆で楽しむのに向いている遊びが多い気がしました。



お正月のように遠方の親戚も集まる機会にする遊びだから、『皆で賑やかに遊んだ』想い出が残っているのかもしれませんね。



思えば今の子どもはこうした遊びはしなくなりましたし、一人で液晶に向かっている時間が長くなり、廃れていく遊びかもしれないと思うと少し寂しくも感じます。



それでも今の小学校でも上毛カルタ大会や習字大会はあるようなので、残る伝統も大事にしていきたいところですkobushi01



大人になって子どもの頃の遊びをしてみると別の角度から「この遊びの意味や意義」を捉えなおすようになり、また新しい発見がありますよね。



私も小学校の頃は習字が好きではなく、大人になった今でも字を丁寧に書く心がけが薄いですが、新年の初めに「書をしたためる」ことの意味合いを皆さんが書いている姿をみて思い返しました。



それは「正しく書ける」「上手に書ける」という観点ではなく、「心の所作」の表れでもあるのだなぁという実感です。



その方の普段のお言葉やお気持ちを思い返しながら、書かれた字を見直すと、また違った感慨深さがありますよね



長年廃れず残っていく文化には、時代が変われど大事にされる普遍性があるのだろうと思います。



松華には様々な年代の職員さんが働いてくれていて価値観や感性は大きな違いを感じる事もありますが、その一方でお互いがこれは大事と思える普遍性のある価値観もきちんと存在します。



世間的には「多様性疲れ」なんて言葉も聞かれますが、分断ではなく共存をしていくためには、そうした共感性のある価値観を大事にしていけたらと改めて感じましたhare03


  


Posted by 松華 at 14:42Comments(1)しみじみ

2025年01月03日

明けましておめでとうございます

あっといまに年が明け、すでに1月3日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?



今年も元旦は晴天に恵まれ初日の出も綺麗に拝むことができましたhare02



早起きした方は東側の部屋にお邪魔して初日の出を拝ませて頂いていましたkirakira01



毎日顔を合わせているお日様にも、この日ばかりは皆様手を合わせていらっしゃいましたface01



天気がいいので松華のすぐ側にある気佐石神社(けさいしじんじゃ)へ歩いて参拝に行きました。



妙義山を背景に立派な杉の木が何本もある神社ですが、やはり霊験あらたかな感じがして身が引き締まりますicon14



クリスマスが終わったころからコツコツと皆様、正月飾りも手作りして下さいましたhare03



年々様々な風物詩や風習が簡素化されていく時代の流れの中で、どこか年末っぽさや正月らしさが薄れてきている気がします。そうした文化を残していける心の余裕を持てる年でありたいと願っております。



介護関係者の間では長年にわたり2025年問題と言われ続けていたこともあり、私の中でも『ついに2025年が訪れたなぁ』というひそかな感慨があります。
今年も様々な出来事があるかと思いますが、未来への希望を失わず乗り越えていけたらと思っておりますkobushi01
本年もよろしくお願い申し上げます。  


Posted by 松華 at 12:32Comments(0)しみじみ