介護付き有料老人ホーム　松華

先日の松華は運動の秋
ミニ運動会を開催しました。

松華も車椅子の方や重度の方も増え、皆さんで楽しめる競技も限られがちですが、それでも何とか内容を工夫して開催にこぎつけました



人数が多かったので白組、緑組、紅組の三チームに分かれ、それぞれ赤城・榛名・妙義と呼称してスタートです。

まずはそれぞれのチームの代表の利用者様が選手宣誓をしてくれた後は身体を慣らす為のラジオ体操

その後の最初の協議はお馴染みの玉入れです



手の不自由な方や目の不自由な方は職員がサポートにつきますが、

『私はいいよ。そのかわり一生懸命応援してやるよ』

という方もいます。参加の仕方は人それぞれでOKなところがイイと思っています



でも競技が進むにつれ、最初は眠そうな方も徐々にテンションが上がってくていました。全体の雰囲気に押されて、普段以上に皆様、キビキビ動かれていました。



第二種目のボール回しリレーではチームワークが問われる競技でしたが、手が震えながらもしっかりボールを受けて次の人に回す様子に胸が熱くなります

その後、皆さんの休憩がてら職員の競技も行いました。

宝探し競争です。
そしてなぜか男性職員限定です



こんな時ぐらい上州の男は身体を張らなくてはいけません
皆さんの笑いをとってナンボです



皆さんの大爆笑（失笑）を勝ち取った男達の笑顔をご覧ください。会場を大いに沸かす事ができたようです



最後はチーム対抗のパン食い競争です。
口で取る人、手で取る人、職員が代わりに取る人、様々でした。

印象的だったのが、普段が足が悪くて車椅子を自走していた方が、自ら立ち上がり自分の足で歩いて取りに行っていた姿です。
そしてパンをくわえた後の表情がとても満足そうな様子だったのが記憶に残っています

全ての競技が終わった後はそれぞれのチームに表彰式をして終わりました。
平均年齢80歳を超える方々の運動会・・・
身体を動かす喜びの根源を垣間見る一瞬がありました