2021年04月30日
コロナが変えるもの
明日から5月です
群馬でも変異株によるコロナ感染が増え、松華周辺地域でもジリジリと感染者が増えたりクラスターが発生するようになり緊張感が高まっております
明日から群馬全域で警戒レベルが3に上がるということで、再度面会制限することになり利用者様ご家族様には申し訳なく思います
しかし5月にはコロナウイルスのワクチンを打つ段取りとなっており、ここが踏ん張りどころと思っております
さて、コロナウイルスの感染拡大は業務の面でも様々な影響がありました。これは当面長く継続していくものと思っています。その中で、世間の急速なIT化に合わせ、昨年暮れよりタブレットによる記録業務を導入致しました。
タブレット端末による記録業務は様々なメリットがあります。リアルタイムでの情報共有が図れ、申し送り時間の短縮による残業の減少や、どこでも記録が打てる事で見守りがしやすい事での安全面の向上。隙間時間の有効活用による業務の効率化、クラウド管理によるデータ整理やデータ活用などなど・・・
多くの利点がありながら、なかなか導入出来ないでいたのは主にコスト面での問題です。ですが、コロナ禍による普及で一気にコストが下がり導入することができました
人間、長年の習慣を変える事の心理的抵抗感・不安感は大きいものですが、実際に触れてメリットを享受するようになると、多くは慣れの問題だと気づきます。
このタブレットで動画や音楽再生、脳トレゲームなど利用者様のレクリエーションにも活用できるのもありがたいです
当然、写真も撮れるので今まで文字で表現していた傷の状況等を写真で共有したりDrに報告出来たりと活用の幅はまだまだ広がりそうです
ただタブレットの画面を触ることでの接触感染のリスクがあるとのことで、使用時にはアルコールで画面を拭くように心がけています。
また、すっかり定着した感がある感染予防対策も、この機に紹介したいと思います。
職員や面会に来られたご家族様は、こちらの玄関で手指消毒と検温を行ってもらい記帳をしています。また出来るだけ防御力の高い不織布マスクを常備し使用するようにしています。利用者様にも出来るだけマスクを着用して頂くようにしていますが、認知症があったり息苦しさや話しにくさから外してしまわれる方も多くいらっしゃいます。そこはストレスをためすぎないように適宜対応しております。
ホーム内の面会はこちらのスペースを使っていただいています。全面フィルム張りなので、お互いの距離を近づけて会話頂けます。どうしてもパーテーションを隔てると利用者様は「聞き取りづらい」「顔が見えにくい」という問題があるので、こうした形をとっています。
お年寄りの方は日々、様々な要因で発熱されます。コロナは無症状感染が怖いので、どんな発熱でも検査するまではコロナ感染を疑って対応しなければなりません。
発熱した方は原則居室隔離となり、対応するスタッフも防護服を着用して対応しています。その為、防護服や消毒用具などの一式を迅速に居室に運べるようにワゴンに常備しております。
感染対策には換気が重要と再三言われています。松華は幸い天井が高い造りとなっており、どこも写真のように天窓がついているため、空気がこもりにくく換気がしやすい構造になっています。
各フロアや厨房の入り口など各所に消毒液を常備し、利用者様にも飲食の前後や下膳する食器など感染リスクの高い場面での消毒を徹底しています。
テーブルの上には飛沫防止用のパーテーションを設置しています。ただ、視力の弱い利用者様には透明なパーテーションは見えにくくぶつけないように淵にテープやクッション材を追加するなどの配慮は必要です。
しかし、このパーテーションも違和感があり、利用者様には大きなストレスになってしまう面もあります。コロナがもたらす大きな変化はメリットもありますが、急激な変化についていくのは容易なことではありません。ましてや認知症の方は特に環境の変化には弱くなっています。生活施設という性質上、感染リスクと個々人の我慢の限界とを天秤にかけながら都度判断してまいりたいと思います。
群馬でも変異株によるコロナ感染が増え、松華周辺地域でもジリジリと感染者が増えたりクラスターが発生するようになり緊張感が高まっております
明日から群馬全域で警戒レベルが3に上がるということで、再度面会制限することになり利用者様ご家族様には申し訳なく思います
しかし5月にはコロナウイルスのワクチンを打つ段取りとなっており、ここが踏ん張りどころと思っております
さて、コロナウイルスの感染拡大は業務の面でも様々な影響がありました。これは当面長く継続していくものと思っています。その中で、世間の急速なIT化に合わせ、昨年暮れよりタブレットによる記録業務を導入致しました。
タブレット端末による記録業務は様々なメリットがあります。リアルタイムでの情報共有が図れ、申し送り時間の短縮による残業の減少や、どこでも記録が打てる事で見守りがしやすい事での安全面の向上。隙間時間の有効活用による業務の効率化、クラウド管理によるデータ整理やデータ活用などなど・・・
多くの利点がありながら、なかなか導入出来ないでいたのは主にコスト面での問題です。ですが、コロナ禍による普及で一気にコストが下がり導入することができました
人間、長年の習慣を変える事の心理的抵抗感・不安感は大きいものですが、実際に触れてメリットを享受するようになると、多くは慣れの問題だと気づきます。
このタブレットで動画や音楽再生、脳トレゲームなど利用者様のレクリエーションにも活用できるのもありがたいです
当然、写真も撮れるので今まで文字で表現していた傷の状況等を写真で共有したりDrに報告出来たりと活用の幅はまだまだ広がりそうです
ただタブレットの画面を触ることでの接触感染のリスクがあるとのことで、使用時にはアルコールで画面を拭くように心がけています。
また、すっかり定着した感がある感染予防対策も、この機に紹介したいと思います。
職員や面会に来られたご家族様は、こちらの玄関で手指消毒と検温を行ってもらい記帳をしています。また出来るだけ防御力の高い不織布マスクを常備し使用するようにしています。利用者様にも出来るだけマスクを着用して頂くようにしていますが、認知症があったり息苦しさや話しにくさから外してしまわれる方も多くいらっしゃいます。そこはストレスをためすぎないように適宜対応しております。
ホーム内の面会はこちらのスペースを使っていただいています。全面フィルム張りなので、お互いの距離を近づけて会話頂けます。どうしてもパーテーションを隔てると利用者様は「聞き取りづらい」「顔が見えにくい」という問題があるので、こうした形をとっています。
お年寄りの方は日々、様々な要因で発熱されます。コロナは無症状感染が怖いので、どんな発熱でも検査するまではコロナ感染を疑って対応しなければなりません。
発熱した方は原則居室隔離となり、対応するスタッフも防護服を着用して対応しています。その為、防護服や消毒用具などの一式を迅速に居室に運べるようにワゴンに常備しております。
感染対策には換気が重要と再三言われています。松華は幸い天井が高い造りとなっており、どこも写真のように天窓がついているため、空気がこもりにくく換気がしやすい構造になっています。
各フロアや厨房の入り口など各所に消毒液を常備し、利用者様にも飲食の前後や下膳する食器など感染リスクの高い場面での消毒を徹底しています。
テーブルの上には飛沫防止用のパーテーションを設置しています。ただ、視力の弱い利用者様には透明なパーテーションは見えにくくぶつけないように淵にテープやクッション材を追加するなどの配慮は必要です。
しかし、このパーテーションも違和感があり、利用者様には大きなストレスになってしまう面もあります。コロナがもたらす大きな変化はメリットもありますが、急激な変化についていくのは容易なことではありません。ましてや認知症の方は特に環境の変化には弱くなっています。生活施設という性質上、感染リスクと個々人の我慢の限界とを天秤にかけながら都度判断してまいりたいと思います。
Posted by 松華 at 11:26│Comments(0)
│独り言