介護付き有料老人ホーム　松華

去年も来てくれた慰問グループの「シルクロード」さんです
今年も澄み渡るオカリナの演奏をして頂きました



今年は「アンコール！」の声にも応えて頂きありがとうございます
オカリナで聞く「水戸黄門」のテーマなどとても新鮮でした



毎回慰問に来て頂く方はボランティアということで、特に大きなお礼も差し上げられず恐縮しておりました
すると、今回はある入居者様が「これも何かの御縁だから・・・」と
日頃のリハビリの一環で作られている製作物をお礼に配ってくれました



痺れて思うように動かない指のリハビリとして独学で凧や小物入れを作り始め、出来た作品は子どもやお世話になった人に配って喜んでもらうのが生きがいなのだそうです



スタッフにも配って下さるのですが、そのクオリティがすごい
下の小物入れなども驚くほど綺麗な正円で作られているのですが、特に型どりなどせず手で段ボールを徐々に曲げて成型するのだとか



なんだか星野富弘さんばりに人間の可能性を感じさせてくれます
「結局人間は助け合わなくちゃいかん。こうして施設を訪れてくれる方達に自分は何ができるだろうか？と考えるとこれぐらいしかない」
との言葉に頭が下がります。

自分の病や置かれた境遇に嘆いたり憂いたりは誰しもすると思います。しかし、そこで終わらず「だけど、自分はどうする？」と一歩を踏み出す姿勢に私自身も勇気をもらうようでした