介護付き有料老人ホーム　松華

前回の料理教室のような化学実験のような模様は、「草木染め」の準備風景でした



草木染めとは植物を染物の原料として用いる染色方法だそうです
古くからあるエコな手法ですが、その原理は化学反応を活用したものだそうです。繊維と色素を結びつけるためにアルミや銅などを用いることもあったとか。黒豆を煮るときに釘を入れると色がよくなるなども同様で、ある意味『料理も立派な化学です』だそうです



なので、なんともアカデミックな導入からスタートしましたが、実際にやる作業は子どものころに友達同士でなんとなくやった事や小学校の授業でやったような懐かしさを感じるものでした

こちらは原始的な染め方で、繊維の上から植物を直接ローラーやハンマーで圧力をかけて色素を移す方法です。



まず、職員さんが集めてきた色とりどりの植物や葉っぱを好きなように組み合わせて並べて頂きます。



それを上からローラーで力いっぱい押し付けていきます！



季節的に枯れ気味の葉っぱが多く、乾いた葉っぱはやはりうまくつきませんでした
みずみずしい生葉が多い季節だともっとうまく発色するようです。



それでもきちんと葉っぱの形が移されると『おお～っ！』と歓声があがります



こうなると、いろいろな季節の葉っぱを集めてみたくなりますね
次回は、いよいよ前半で準備した玉ねぎなどから作った媒染液を用いた染物の模様をお伝えできたらと思います  

11月の松華のイベントは摩訶不思議なスタートでした
フロアに集まった皆さんの前には化学の教科書？
・・・あとは試験管？に元素記号のモデルでしょうか？
あとは何やら実験機材や試薬のようなものも・・・？？



そして袋から取り出されたのはカセットコンロに鍋に・・・
大量の玉ねぎの皮？料理でもするのでしょうか？



さらに別の袋からは色とりどりの葉っぱが・・・
何か工作でもするのでしょうか？



よくわからないまま、利用者様に輪ゴムと白い布が配られると
『はい！皆さん、適当に何か所か布をゴムで縛って下さ～い』



ますますワケがわかりません・・・
鍋に水をはりコンロの火にかけると、回収した先ほどの布を煮始めました
このまま本出汁とミリンと味噌でも入れるのでしょうか？



その隣では豆乳？に先ほどの布が入れられ、なんだか湯葉のようになっています
本格的にお料理教室のようになってきました・・・



さらに先ほどの玉ねぎの皮も鍋に煮られ、先ほどの試験管に入れられ試薬や元素モデルとともに何やら難しいアルファベットがスタッフの口から飛び交っています。



一体何をしようとしているのでしょうか？？

・・・その答えは次回判明するかもしれません・・・  

今日はポカポカといい天気です
先日、霜がおりるほどの寒波にうちのハムスターは冬眠しかけて大慌てでした幸い発見が早く、すぐに掌で温めてなんとか目を覚ましてくれましたが、うっかりするとそのまま死んでしまう事も多いそうです
ちょっとした事で小動物は簡単に命をおとしてしまうかもしれない事を実感し、冬の怖さが身に染みた一件でした



そんな最中、松華でも急な寒波に体調を崩される方が多かったのですが、ようやく皆さん復調して穏やかな日常が戻ってきています
これからくる本格的な寒さの前につかの間の秋の日常をお伝えしたいと思います。
上の写真は冬場に花がなくなってしまうから、と職員さんが造花のアレンジメントを飾ってくれました
全て100円ＳＨＯＰでそろえたと思えないクオリティでビックリしました



皆さん退屈を持て余してしまう中、カラオケ大会をしました
盛り上げ役の男性職員さんが化粧して真っ赤なチャイナドレスで皆さんの喝采をあびていました
ただマスクははずせないので、せっかくの色気が十二分にお伝え出来なかったのが残念です



暖かい日差しのもと、憩いの場であるウッドデッキを彩るべく種や苗を植えました



一緒に厳しい冬を乗り越えて成長する姿が楽しみです



イチゴも植えました
やはり食べられる苗が楽しみですね



近所に散歩に行くと、毎年楽しみな冬桜が１本あります。
こんな時期に咲く桜の木、こぶりですが勇気をくれるこの桜を見るのは密かな楽しみになっています



玄関には菊の花やコスモスと一緒に皇帝ダリアも飾られていました。
ほのぼのとしながら秋の日常はどこか物憂げというか寂しさを感じてしまいますね。
コロナの第三波の懸念が高まり、これからくる冬の寒さが頭をよぎるからでしょうか？
後1か月半ですが、無事に新年を迎えたいものです