› 介護付き有料老人ホーム 松華 › 2017年12月07日
2017年12月07日
知恵と工夫が試されています・・・
施設での日課で毎日悩ましいのがレクリエーションです
皆さん、それぞれ嗜好が違いますし、男性と女性でまた好みがあります。また認知症がある方もいれば、手が不自由だったり目が不自由だったりと出来る事にも差があります・・・
そんな中、皆さんで一緒に盛り上がるのは割とシンプルで参加しやすいものが多いです。
風船バレーだったり昔の童謡唱歌などはお馴染みなのですが、その分マンネリもしやすく
『えー!それはもう飽きたよ・・・。別のないの?』
『俺ぁ、そんなのはバカらしくってなぁ』
と言われることもしばしば
そんなレクも職員の盛り上げ方と工夫次第で大いに楽しんで頂ける事も
例えば、このゲームは輪投げの輪を皆さんで車座になってリレーのように回すもの。単なる輪投げだと、特に男性の利用者の方だと参加されない事も多いのですが、シンプルなこのゲームは皆さん参加され非常に盛り上がりました
初めは少人数で始めてみて、楽しそうな雰囲気につられて徐々に仲間に加わる・・・という流れだと男性も抵抗感がないようです
ゲームが進むにつれ、回す輪の数を増やしたり歌を歌いながら回したりして難易度が調整したりしていました。中には手がやや不自由な方もいたのですが、隣の方がフォローをしたり声をかけあったりと普段見られない場面が新鮮でした
将棋は指せない方も多いのですが、『将棋崩し』だと参加しやすくシンプルな面白さがあります
男性は、かつて将棋にたしなんだ方が多く、認知症が進んでも駒の動かし方は覚えていたりされます。
認知症が進むと最近の出来事が思い出せなくなっても、その分昔の記憶が鮮明になってくるのだとか。かつて馴染んだ遊びは、あやとりやお手玉やおはじきなど、懐かしさも刺激され話題も豊富になります
ですが懐かしいと感じるレクも世代の移り変わりにより変化していきています。現在は趣味や個人の嗜好は非常に多様化し幅が広くなっていますので、麻雀やパチンコ、パソコンやゲームなどを懐かしいと感じるようになってくれば松華でも、そうしたレクの幅を見直していかないと・・・と感じてます
それでも同じ屋根の下で暮らす方達がレクを通して関係が深まったり意外な能力を発揮したりという面は、世代が移り変わっても大きくは変わらない部分だと思います。
何をするか?よりも、工夫ながらどう楽しむか?が肝ではないでしょうか?
余談ですか、4歳の娘におもちゃを買ってもいくらも遊ばないうちに、『ねえ、新しいおもちゃ買って!』と言われます・・・。
その度に『おもちゃを増やすのが大事じゃない!どう遊び倒すかが大事だろ!』と薄い財布を眺めながら心の中でつぶやいております・・・
もうじきクリスマスですね・・・
皆さん、それぞれ嗜好が違いますし、男性と女性でまた好みがあります。また認知症がある方もいれば、手が不自由だったり目が不自由だったりと出来る事にも差があります・・・
そんな中、皆さんで一緒に盛り上がるのは割とシンプルで参加しやすいものが多いです。
風船バレーだったり昔の童謡唱歌などはお馴染みなのですが、その分マンネリもしやすく
『えー!それはもう飽きたよ・・・。別のないの?』
『俺ぁ、そんなのはバカらしくってなぁ』
と言われることもしばしば
そんなレクも職員の盛り上げ方と工夫次第で大いに楽しんで頂ける事も
例えば、このゲームは輪投げの輪を皆さんで車座になってリレーのように回すもの。単なる輪投げだと、特に男性の利用者の方だと参加されない事も多いのですが、シンプルなこのゲームは皆さん参加され非常に盛り上がりました
初めは少人数で始めてみて、楽しそうな雰囲気につられて徐々に仲間に加わる・・・という流れだと男性も抵抗感がないようです
ゲームが進むにつれ、回す輪の数を増やしたり歌を歌いながら回したりして難易度が調整したりしていました。中には手がやや不自由な方もいたのですが、隣の方がフォローをしたり声をかけあったりと普段見られない場面が新鮮でした
将棋は指せない方も多いのですが、『将棋崩し』だと参加しやすくシンプルな面白さがあります
男性は、かつて将棋にたしなんだ方が多く、認知症が進んでも駒の動かし方は覚えていたりされます。
認知症が進むと最近の出来事が思い出せなくなっても、その分昔の記憶が鮮明になってくるのだとか。かつて馴染んだ遊びは、あやとりやお手玉やおはじきなど、懐かしさも刺激され話題も豊富になります
ですが懐かしいと感じるレクも世代の移り変わりにより変化していきています。現在は趣味や個人の嗜好は非常に多様化し幅が広くなっていますので、麻雀やパチンコ、パソコンやゲームなどを懐かしいと感じるようになってくれば松華でも、そうしたレクの幅を見直していかないと・・・と感じてます
それでも同じ屋根の下で暮らす方達がレクを通して関係が深まったり意外な能力を発揮したりという面は、世代が移り変わっても大きくは変わらない部分だと思います。
何をするか?よりも、工夫ながらどう楽しむか?が肝ではないでしょうか?
余談ですか、4歳の娘におもちゃを買ってもいくらも遊ばないうちに、『ねえ、新しいおもちゃ買って!』と言われます・・・。
その度に『おもちゃを増やすのが大事じゃない!どう遊び倒すかが大事だろ!』と薄い財布を眺めながら心の中でつぶやいております・・・
もうじきクリスマスですね・・・